光る原人

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龍が如く6を全クリしたのでネタバレ無しで感想・レビューを書いていく

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(2017/01/09内容追記しました)

 

発売日に購入して、プレイ日記なんかも書きながらゆったり攻略して約30時間。一応、ストーリーとしてのエンディングに到達しました。この『龍が如く6』は、2016年に発売されるソフトの中で、私がもっとも発売を楽しみにしていた作品です。

これまでにもPS2、PS3、PS4と「龍が如くの発売に合わせて購入してきた」私としては、最終章という響きが何より非常に感慨深いものでした。そして良くも悪くも思う部分があったので、感想・レビューとして残しておこうと思った次第です。

今回は、本作を一通りプレイし終えた感想として、ストーリーに関するネタバレは一切無しにして、感想を書いていきたいと思います。買おうかどうか悩んでいるという人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

☆3

もし☆1~☆5で本作品を評価するのであれば、限りなく☆4に近い☆3を付けたいと思います。1つのゲームタイトルとしてバグもなくキッチリ仕上がっていますし、普通に面白かったです。最初は心配していたバトルのモッサリ感なんかもありませんでした。

シームレスバトルやレベルアップのシステム、それこそ神室町でも今まで入れなかった部分に入れるようになっていたり、面白くしようとしてる工夫はメチャクチャ感じられたんですよ。だから1つのゲームとしては間違いなく面白いです。今作が龍が如くシリーズで初めてのプレイなんだとしたら、ものすごく絶賛していることでしょう。

☆を2個減らしたという理由は、紛れもなく「シナリオの好み」です。私はこのシナリオが好きじゃありません。正確に言うと「このストーリーを、龍が如く最終章としては認めたくない」ってところです。手厳しく言うなら、アニメなんかで言うところの「劇場版」だと思っています。

 

良い点

不満点から書くのもアレなんで、まずは良かった部分から挙げていきたいと思います。

 

映像がパワーアップ

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直前までFFをプレイしていたということもあり、「さすがにFFのクオリティには敵わないなー」なんて思っていましたが、水の質感なんかはこちらの方が上だと思います。「要領よく魅せている」という表現が合うというか、普通にムービーなんかはメチャクチャ綺麗ですよ。

そして、前作までとは違い「PS4専用として制作してきた意味」がしっかり感じられるデキだと言ってもいいのではないでしょうか。私のPS4本体が初期モデルということも関係しているのか、たまにカクつきましたけど全然許容範囲内です。

 

やりこみ要素

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従来のシリーズ同様「やりこみ要素」は健在です。細かい部分まで遊ぼうと思ったら、この1本のソフトでメチャクチャ楽しむことが可能になっています。「素潜り漁」「野球チーム作成」「クランバトル」など、今作から導入されたミニゲームはもちろん、「カラオケ」「麻雀」「ゲームセンター」などのお馴染みのミニゲームも満載ですよ。

しかも評価したい部分は「トロフィーが獲りたいためだけにプレイする必要が無くなった」という部分です。達成目録を埋めるためにはある程度プレイしなくてはならない部分もありますが、トロフィーだけを見据えるのであれば無駄にプレイする必要がないというのはありがたいですね(私はプレイしましたが)。

 

新しい試み

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何と言っても、まずは『シームレスバトル』ですね。こいつは非常にいいと思います。今までみたいに1回1回のバトルで区切りをつけられてしまうよりも、遥かにスムーズになったように感じました。

プレイしているとどうしても「戦う相手が誰なのか」という表記が出てくるんで(例えば「チンピラ」とか)、言うほどスムーズではなく、あまりシームレスって感じはしないんですけどね。これまでのような「バトル終了後に相手からの一言とアイテムがない」ってだけでも、こんなにスムーズに感じるとは思いませんでしたよ。

 

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そして今作では桐生がスマホを持っていて、メールやSNSによるお楽しみ要素が増えています。また、写真撮影なんかもできるんです。個人的には、この「なんでもできる感」みたいなものが堪りません。

 

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お店の数も増えました。これまでは建物の前で〇を押すだけだったのが、今回からはお店に入って行って店員さんに話しかけて注文したり、食券を購入したりしなくてはなりません。言ったら「手間が増えた」ってことなんですけど、ここに大きな進化を感じています。こういう手間がむしろ面白かったりするんですよね。

 

クランクリエイター

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今作から追加された新要素として『クランクリエイター』という「自分だけの組が持てるミニゲーム」があります。それは、ミニゲームと言っていいのか疑問が残るくらいのクオリティを持っていて、すごく楽しんでプレイすることができました。

有料DLCでキャラも追加されているようなので、新ステージなんかも追加されていくことで徐々にボリュームも増していくのであれば、これ自体も1つのソフトくらいの感じになるのではないでしょうか。今後の展開も非常に楽しみですね。

 

不満点

ここからは不満点をネタばれ無しで。あくまで個人的に感じたことですので、あくまで参考程度に受け取っていただけると嬉しいです。

裏をかく≠面白い

「世にも奇妙な物語」ってテレビ番組あるじゃないですか?あれは最後のどんでん返しが堪らなく面白いんですよね。推理モノとかもそうだと思うんですけど、いわゆる「期待を裏切る面白さ」っていうのが、どれだけ大きいものかって話です。「あいつが犯人だ!」って思った人間が実は味方で、味方だと思ってた人間が実は敵だったとか。

それをやりすぎて、逆におかしなことになってるんじゃないかって思います。捻りすぎてるせいか「なんでコイツをラスボスにした?」と思わずにはいられないというか。それはZEROも5も一緒っちゃ一緒なんですけど、少なくとも最終章なら「因縁の相手」みたいなお約束でも良かったんじゃないかなって強く思いました。

 

劇場版と思った理由

本文の冒頭で「これは最終章じゃなくて劇場版だ」と言いましたが、発売前の事前情報なんかをご覧になってる方はもちろん、商品パッケージを見ただけでもわかるように、今回も大物芸能人の方が何人も登場されています。商品パッケージには、実に7人のキャラクターが掲載されているのですが、そのうちの6人が今作が「龍が如くシリーズ」初登場です。

ドラえもんの最終回で、芸能人がアテレコしたキャラたちばかりが登場して、のび太君やらしずかちゃんやらが出てこない展開ってどう思います?それは最終回じゃなくて、劇場版でやってくれよって思うんですよね。「悟空じゃなくてバーダックじゃん」って。←古い例えでごめんなさい。

「ドラえもん のび太の 命の詩」ってタイトルで、ドラえもんとのび太以外がほとんど新キャラクターだとしたら、それは成立しないでしょう。とりあえずジャイアンは出してくれ。

 

名俳優・名女優≠名声優

誰とは言いませんが、ひどいのがいました。少なくとも「私なら採用しない」と思うような大根ぶりというか、「なんでこの人が選ばれてんの?」って感じの人です。ハッキリ言ってその方は、役者やってるくせにキャバ嬢のアテレコと大して遜色ありませんでしたよ。それでいて登場する場面が多いんですから、非常に残念でした。

きっと芸能事務所の意向とか、それこそ龍が如くの関係者と深い付き合いがあるとか、そういう理由じゃないと説明がつきません。演技は非常に上手な方だと思うんですけどね。やっぱ演者さんと声優さんって別物なんだなぁって再認識しました。

 

最後に

言うまでもなく私は「龍が如くシリーズ」が大好きで、正直このようなカタチで終わってしまったことを残念に思います。ただし、普通のゲームとしては面白いです。これを龍が如くの最終回として捉えちゃうと、さすがに不満が出てきてしまいますけどね。フォローするわけではありませんが、サブストーリーとかミニゲームなんかはいつも以上のボリュームで、クリアした後もまだまだ楽しめそうです。

私自身、本当につまらなかったらここでやめますから。これから2周目に突入しますけど、本当に「個人的に結末が気に入らない」ってだけなんだと思うんです。シナリオの好き嫌いに関しては、結局が「人の好み」です。「シナリオがな・・・」なんて一人前のように批評している私も、実はエンディングで泣きましたから。ただ、もっと泣く予定だったんです。そういう意味では過度に期待しすぎていたのかもしれません。

結論を言うと「龍が如くに思い入れがあればあるほど、ガッカリするんじゃないか」と思います。ただし、そういう人に「やるな!」という程の駄作でもないですし、なにより最終章ですからね。龍が如くに思い入れのある人がこれをプレイしないのもどうかと思いますし・・・。

よほど「正月休みに暇で困っている」という人以外は、中古で検討してもいいのではないでしょうか。「そこまで酷くないんじゃないの?」と思う人は、意外と楽しめるかもしれませんよ。

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