レビュー 無双スターズ

無双スターズをプレイしてみた感想・レビュー

更新日:

2017/03/30発売の無双スターズを早速購入し、プレイしてみました。一応、周りの評判やレビューを踏まえて地雷でないことを確認してから購入すれば良かったのですが、毎度毎度そこまで高評価を得るような作品ではないので、思い切って購入してきた次第です。

それでは早速プレイしていきたいと思います。こちらでは主に「プレイしてみた感想・レビュー」を踏まえて、私なりに本作を評価していきたいと思っていますので、購入しようかどうか悩んでいるという人は参考にしていただけると嬉しいです。

※私が購入したのはPS4版になります。

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無双スターズについて

今では人気ゲームの代表格としてシリーズ化している「無双シリーズ」ですが、それにちなんで、コーエーテクモが誇る数々のキャラクター達を操作して無双をするという、至って分かりやすいゲーム性です。

なんとなく大乱闘スマッシュブラザーズに似たような雰囲気も感じますが、思い入れのあるキャラクターで無双ができるとなれば、ファンにはたまらない作風と言っていいのではないでしょうか。

 

数々のキャラクター

馴染みのあるキャラクター

私自身、三國無双や戦国無双は何度もプレイしていますので、非常に馴染みのある顔がありました。まぁ「三國無双から誰を出すか?」となれば趙雲でしょうし、「戦国無双から誰を出すか?」となれば真田幸村というのは鉄板のような気もします。

個人的には戦国無双からのガラシャなど、「なぜコイツを登場させなかった!?」と思う部分もありましたが、三國無双から4名、戦国無双から3名、お馴染みのキャラが登場していました。

 

愛くるしいキャラクター

私は普通の人よりもゲームで遊びますし、かなり詳しい方だと思うんですけど、初めて見るキャラクターもチラホラ。「ここに信長に扮したキャラを持ってくるのってどうなんだろう?」とは思いながらも、非常に興味のある愛くるしいキャラクターですね。

軽く調べてみたら「のぶニャがの野望」というゲームのキャラのようで、そのゲームは6周年を迎えているそうです。PS4などでは発売されていない無料オンラインゲームとは言え、知らなかった・・・。

 

「何か知ってる!」的なキャラクター

KOF以外の格闘ゲームをやらないので詳しくは知りませんが、確かデッドオアアライブのキャラクターだったと記憶しています。

デッドオアアライブもシリーズとしては非常に歴史のあるタイトルですよね。格ゲーのキャラということもあり、操作としては北斗無双を連想させますが、迫力ある肉弾戦が期待できるでしょう。

そしてコチラも、私にとっては「何か知ってる!」的なキャラクターです。先日発売された仁王の主人公ですが、この辺は通常の無双とあまり変わらないような気もしますね。

横にはNINJA GAIDENのキャラもチラっと見えていると思いますが、もはや服部半蔵というような気もしなくもありません。

 

個人的に期待しているキャラクター

個人的にはアトリエシリーズがメチャクチャ好きなので、真っ先に操作してみたいキャラはコチラのソフィーです。

「錬金術がどのようにして無双とコラボしているか」という部分が非常に気になっています。ただの魔法っぽくなっているだけのような気もしますけど、イイ意味で裏切ってくれたら最高ですね。

そしてコチラのキャラも気になります。私はパチスロのブラックジャックで当キャラを知ったのですが、まさかコーエーテクモのキャラだったとは・・・。カードを投げて攻撃したりするんでしょうか。

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ソフィーでプレイ開始

ゲームスタート

ちゃんとしたストーリーも用意されていて、当然と言えば当然ですが「無双シリーズとしてのストーリー」となっています。そりゃそうか、これでアトリエの世界観が表現されてたら神ゲーですよね。

私が使用しているのは初代PS4ですが、この段階で「バトルになったら処理落ちしそうな雰囲気」を少し感じました。2人のキャラが右から近づいてきた時、なんとなく重くなったような気がします。

グラフィックは可もなく不可もなくですかね。個人的には非常に好きな優しいタッチのグラフィックでストーリーが進行するので、ストーリー時の絵に関しては概ね満足です。

ただ、フルボイスじゃないんですよ。無双オロチってフルボイスじゃなかったでしたっけ?なんらかの要因で削ったんだろうか・・・。「あぁ」や「うん」などの軽い相槌のようなものは喋りますが、基本的にはコチラでテキストを読み進めるだけというようなカタチなのが気になりました。

 

フィールドはこんな感じ

基本的には「1つのステージをクリアすることで次のステージが解放されるシステム」だと思うんですけど、左スティックで細かい操作ができるんですよね。

単純に十字キーでステージ選択をするというシステムにしていないのには、何かしらの理由があるんでしょうか。

全体図はこんな感じになっていて、すっげー広いです。全キャラ共通なのかな?この中に何ステージ用意されているのかは現段階では想像もできませんが、ボリューム不足ってことはないでしょう。

(2017/04/01追記)

様々なステージをクリアしていくことで徐々にマップが明るくなっていき、多くのステージに参戦できるという仕組みになっていて、物語の後半になればプレイできるステージ数は相当な数になります。

ただ、地域によってレベル差が設けられているというだけで、基本的には使い回しになるので、特に目新しさなどはありません。

 

チーム編成

チーム編成では仲間を4人連れて行くことが出来るようです。初期メンバーにはアトリエシリーズからプラフタが参戦してくれていますが、もしこれが残りの3人もアトリエシリーズのキャラで埋まるんだとしたらすごく豪華だと思いました。

使いまわしが得意なコーエーテクモに限ってそれは無いような気もしますけど・・・。

 

情報画面

【ヒーローカード】

ようやく見慣れた画面まで来ました。現時点ではヒーローカードを持っていないため、なんのことかさっぱりですが、キャラの能力をアップさせるアビリティ的なものだと思われます。

(2017/03/31追記分)

ヒーローカードですが、歴代の無双シリーズで言うところの「武器」に該当するアイテムですね。ミッションをこなすことで入手することができ、合成したりして好きなアビリティを付けることが出来ます。

当然ながらプレイする難易度が高ければ高いほど良いカードが手に入るようになっているので、低難易度でレベルを上げてからでもいいですし、最初からそれなりの難易度で始めてもいいでしょうが、高難易度に挑むための理由はしっかりと用意されていますね。

【友好度情報】

そして5段階(面識~親愛)の友好度なるものが設けられていて、これは非常に面白そうな気がしました。良く言ったら「やり込み要素」、悪く言ったら「作業」に該当する部分だと言えるでしょう。

それぞれの友好度は友情アビリティの解放に必要で、いかに色んなキャラと友好度を高めて、これらのアビリティを解放していくかという部分が戦略性もあって楽しそうですね(最初だけかもしれませんけど)。

(2017/03/31追記)

一緒に戦場に向かったり、そのキャラのミッションをこなしていくことで友好度が増えていきます。

最大ランクの「親愛」になることで見られる特殊なイベントもあるようですから、このあたりも好きなキャラがいる人にとっては大きな見所になっていると言えるでしょう。

 

実戦

ワラワラ感は結構爽快で、そこまで気になるほどの処理落ちは今のところありません。ソフィー特有なのかもしれませんが移動速度も非常に早く、ストレスフリーですよ。

(2017/03/31追記)

移動速度に関してはソフィーに限らず他の武将も同じだと思われます。しかし、慣れてくると移動速度がもうちょっと速ければなぁと思わずにはいられません。ソフィーなら杖に乗ってダッシュできるとか、そういう工夫があれば良かったんですけど・・・。

無双シリーズ毎度のことですが、民やNPCキャラが早く死んでしまうミッションがあるので、そういう時には移動速度に対するモヤモヤを抱えてしまう部分があります。

(2017/04/08追記)

後半ステージで敵ヒーロー武将が入り乱れる場面では、相当な処理落ちをします。「これフリーズするんじゃないの?」くらいのカクつきだったので、初代PS4でプレイする予定の人は注意が必要です。

最後のステージと、敵が多い時に無双フィーバーを使用すると厳しいかもしれません(現時点ではフリーズしたということはありません)。

必殺技やチャージ攻撃もソフィーらしいものになっていました。

まぁ良くも悪くも「普通の無双」ですね。無双に魔法使い系のキャラが出るならこんな感じなんだろうなぁという想像の範疇です。

無双フィーバーは、メチャクチャ爽快感があってクセになります。いわゆる制限時間内に狩り放題というシステムなんですけど、ワラワラ出てくるので気持ちいいですよ。

一定数撃破する毎にタイムも追加加算されるので、それもモチベーションになりますね。

 

クリアすると・・・

ステージクリアすると、そのステージの評価をしてくれます。「全ステージでS評価」というトロフィーがあるとすれば、いかに最初から最後までモチベーションを保てるかが重要になってきますね。

ちなみに、この時のバックミュージックがアトリエで使用されているサウンドだったので、そのゲーム特有のものになると思われるのですが、これが地味に嬉しかったですね。

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マルチエンディング方式

(2017/03/31追記)

本作ではマルチエンディングシステムが採用されていて、何も考えずにプレイすれば1回のストーリーは最短だと2時間くらいでクリアできると思います。さらにエンディングが15種類は用意されているようなので、それぞれの分岐で条件を確認しながら進めたりするのが結構面白いですよ。

ただ、強くてニューゲームのようなカタチでプレイすると、いちいち仲間を集め直さなければならないという手間が発生するため、分岐の手前でセーブデータを作っておくことが有効になるんですけど、これが結構わかりにくかったです。

最初からこれの意味について理解してからプレイすればサクサクできると思います。私のように何度も最初からやってしまうと、少しモチベーションが削られてしまうので注意してください。

 

不満点

フリープレイがない

ストーリー系のステージは1度クリアしてしまうと、イチからやり直さない限り再プレイできません。そのため「ここのステージが爽快感があって好きだから繰り返しプレイしたい!」という欲求が満たせません

本作にはカードという概念があり、これまでのシリーズで言うところの武器に該当する要素なのですが、良いカードを入手するには運が必要です。

また、ヒーロー武将でないとカードをドロップしないため、プレイヤーは「敵ヒーロー武将がたくさん登場するステージ」などをやり込みたいと考えます。しかしそのステージは繰り返し遊べないので、1度クリアして良いカードが手に入らなかった場合に、またそのステージまで進めるのはモチベーション的に厳しいです。

 

アイテムを集めるミッションが分かりにくい

本作にはキャラクターからの依頼をこなすことでカードを手に入れたり、そのキャラクターとの友好度を上げるというシステムが存在します。当然ながら様々な依頼が用意されているのですが、その中に「〇〇の登場作品の素材を手に入れろ」というものがあるんですけど、これが結構厄介です。

というのも、例えば上記画像で言えば『よるのないくに』をプレイしたことが無い人にとっては、どの素材がそれに該当するのかがわからないんですよね。

この場合は「登場作品じゃないもの」を集めればいいので、対象アイテムがまだ多いからいいんですけど「よるのないくにに登場するアイテムを集めろ」ってなったときに勘でプレイするにはしんどいです。

ステージを選択する画面では頻出素材を確認してから参戦できるのに「それがなんのゲームの素材なのかがわからない」というのは不親切な設計だと思いましたね。

「コーエーテクモのゲームは全部覚えてね!」ってメッセージなのかもしれないですけど、だとしたら殿様商売にも程があると言うか、大げさに言うと参入障壁が高いと感じさせる要因に繋がっているような気がします。

 

敵キャラの無敵スキルがウザい

一部のキャラクターは「自身が一定時間、無敵になる」というスキルを持っているのですが、これが敵に回ったときに超ウザいです。

ただでさえ仲間が弱いので、敵の主たるキャラだけを潰してから急いで次に向かおうとしている時に、30秒くらいでしょうか・・・。確実にロスしてしまう時間が出てしまうというのはストレス以外の何物でもありません。

かといって放置して次に向かうと、この瀕死の敵キャラに仲間が倒されてゲームオーバーになったり・・・。特に攻撃とかを食らっていないのにも関わらずスキルを使用してくるところを見ると最初からゲージが満タンなんだと思いますが、これはちょっといただけないです。

それからヒーロー武将が初登場する際には大々的なカットイン演出を伴うのですが、周回プレイが主な楽しみ方になっているので、何度もカットインを見せられてしまう点もテンポが悪く、飽きが早くなる要因の1つだと言えるでしょう。

 

ブレイブという概念

本作にはブレイブという、これまででいうところの「士気」のような概念が採用されていて、スタート時はブレイブが1に設定されており、拠点を制圧したり敵武将などを倒したりすることで上昇します。

ブレイブに差があると勝負にならないので、基本的には同等のブレイブに上げたり、あるいは1~2程度の差で勝負するのが望ましいです。ステージのボスはブレイブが9とかなので、最初からボスに突っ込んで行ってもまず勝てません。

そのために「ブレイブを上げてからボスに挑む」という過程になるのですが、目の前にブレイブが高い敵がいると、現時点では倒せず、後でブレイブが高くなってから戻ってこなければならないというパターンが存在するんですよね。これが結構なストレスです。

 

最後に

まだ始めたばかりですが、気付いたことがあったら徐々に追記していきたいと思っています。とりあえず無双好きはプレイしてみるべし!

(2017/04/10追記)

トロコンまで遊びましたが、トータル100時間以上遊ぶことができたので概ね満足です。色々マイナス部分が目に付いたソフトでしたが、想像以上に面白かったので逆にあれこれ言いたくなってしまったと言った方が適切かもしれません。

アプデ、あるいは次回作で今作のイマイチな点が解決されるとすれば、神ゲーになり得るポテンシャルを秘めていると言っていいでしょう。無双に関係ないキャラで無双ができるというのがこれほどまでに面白くなるとは・・・。評価も最初と変わらず、無双好きなら結構楽しめると思いますよ。

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